

長崎市内を走る路面電車は、全線100円均一という全国最安運賃として知られています。
しかし、路線は縦横に走っているので、区間によっては1乗車で行けないところが多くあります。
それを解消するために、1系統と5系統を築町電停で乗り継ぐ場合に限り、100円の通し運賃で乗ることができます。どちらの場合でも、最初の電車で100円を払い、運転手氏に乗り継ぐ旨を申告するとこののりつぎ券をくれます。乗り継いだ電車では、100円を新たに払うことなく、この券を渡すだけで目的地で降りることができるというわけです。
赤が1系統から5系統、緑が5系統から1系統への乗り継ぎ券です。
路面電車というシステム上、一般的な鉄道と違って改札が無いので、実は築町電停から街中へ行って用事を済ませ、「乗り継ぐ」ことが可能といえば可能です。
しかし、それは乗り継ぎ券の裏面に禁止事項として書かれています。
またその拡大版として、乗り継ぐ予定が無くても、築町で降りるときにのりつぎ券を受け取っておき、次の機会で使うという手段が横行しました。そのため、毎日の日付が大きく印刷されていますが、一カ月待って使おうとするオバチャンたちも。
それを防ぐために、券面が改良され、日だけでなく月も判断する欄ができましたが、それで区別されたのも一時期のみ、最近では月の欄を利用しているのりつぎ券は見られなくなりました。

築町電停にて3000形車両